安心できる不妊治療について田中先生にインタビュー
妊娠したいネット:
なかなか地域によっては、「良い婦人科、産婦人科がない」という声も多く、しかし産むなら「良いお医者様のいるところ」「適切な治療を受けられるところ」「施設のきちんとしたところ」「清潔なところ」等々要望はさまざまです。
そのような意味で、女性同士のクチコミが病院選びのポイントとなっています。
遠方でも、安心できる治療が受けられるという観点から、御医院を選ばれている患者さんも多いと思いますが、遠方ですと、どのくらい遠方の方が不妊治療に訪れておられますか?遠方で、治療に影響はないのでしょうか?
また、セントマザー産婦人科医院の施設において、工夫されている点や、御医院ならではの、不妊治療に対するポリシーや特色なども教えてください。
田中先生 | 田中先生: <遠隔治療について>遠隔治療について> 遠隔治療をされる方は沖縄、北海道、東北、関東と、ほとんど日本中から来られます。当院ではホームページの英語版もありますので、数は少ないですが国外からも来られます。 当院での遠隔治療は、排卵誘発時のモニタを地元の病院にお願いし、採卵の時期になったら当院に来院していただくといった形で行っています。ですから、地元の信頼できる先生との連携が十分にできるかどうかが遠隔治療で非常に大事な点となります。 |
体外受精、顕微授精などの妊娠率のほとんどが採卵時の卵子の質で決まります。すなわち、排卵誘発が正しく行われているかどうかで、結果は決まってしまうのです。そのため、私たちは日本各地に私達と同じような考え、そして高い技術を持った信頼できる先生とのネットワークを構築しております。
排卵誘発の際には、思っていた以上に卵巣が反応し、卵がたくさん採れ、卵巣過剰刺激症候群などの副作用、後遺症が出る場合がたまにあります。このような場合には、当院で責任を持ってフォローし、場合によっては入院加療、その後、地元の先生に連絡を取ってさらに診てもらうということも重要です。
また妊娠しない場合、妊娠した場合、共に患者様の気持ちをよく理解し、フォローしていくならば、遠隔治療は十分可能と考えます。
<当院での工夫やポリシーについて>当院での工夫やポリシーについて>
当院では、不妊治療のゴールは妊娠ではなく、元気な赤ちゃんが誕生して初めて完了したと考えます。ですから、不妊治療でのお薬の副作用対策、妊娠後の流産防止や出血などのトラブルなど、そして出産までと、すべてを一貫して行うことを使命としています。
不妊治療は、患者様の生理周期や排卵に合わせた治療は不妊治療で大変重要な点ですが、病院や医師の都合で、そのタイミングがずれてしまっては、最善の治療を行っているとはいえません。
当院では、診療時間外でも、年中無休で予約診療を行い、最もよいタイミングを逃さないようにしています。(お正月・お盆の数日間は、機器点検でお休みしています。)
また、必要があれば、初診時に精子凍結をして男性の通院回数を減らす、遠距離からの患者様には特別料金で宿泊できる施設をご用意するなど、患者様の負担をなるべく軽減できるようにすることを心がけています。
▲ ページTOPへ
妊娠したいネット:
妊娠したいネットでも不妊に対する正しい知識、とりわけ「もしかして不妊?」と特定できず悩まれている女性がたくさんいらっしゃいます。先生の病院では、診療の案内や各専門のエキスパートの先生のご紹介、不妊の原因や具体的な治療の方法の紹介など、サイト上でかなり細かくご案内されていますね。
!doctype>